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「不動産会社に行く前に」

北海道大学4年 S.S. さん
部屋探しで求めるものは人それぞれだと思います。私の場合、一番重視していたのは「場所と環境」でした。



 北海道大学に入学して大阪から部屋探しにきたのが3月中旬。もうほとんどの部屋が埋まっていてめぼしいところは余り残っておらず、しかも部屋探しに使える時間はたったの一日。その中でたくさんの物件を見て、一日中歩き回り、大学からの距離や交通機関、近くで買い物ができるところなどを調べたつもりです。



 それでも実際使ってみると周りに使える店はあまり無く、交通機関や学校への距離もいちいちわずらわしいものでした。狭い部屋だったのをがまんしていたのもあり、あまり帰りたいと思えない部屋でした。一年後に引っ越すまであまり良い気持ちだったとは言えなかったというのが本音です。この時部屋を含めた生活環境の大切さを痛感しました。



 前回の失敗を繰り返さないように、不動産会社に訪れる前に目星を付けたアパートなどの周りを歩き回って、お店や交通機関、学校までの距離などをチェックしました。これは北海道の外部から来る時にはできなかったことですが、とても重要なことだと感じました。不動産会社は部屋の設備などの情報は教えてくれると思いますが、周りの環境まではなかなか伝えられないのが本当のところではないでしょうか。実際私の場合、不動産会社に行く時に場所以外での要望はほとんど持っていなかったように思います。



 この時不動産会社に行ったのは2月初旬でしたが、このころにはやはり引っ越しをする方などで、かなりの勢いで部屋が埋まって行っている時期でした。私にも時間があるわけではありませんでしたが、このときは4日間ほどかけて20件以上の物件を見にいきました。自分の中で妥協しかけていたところで、最後の最後でピッタリの物件に出会うことができたと思います。このときたくさんの物件を嫌な顔をせずに見せに連れて行ってくれ、夜遅くまで話に付き合ってくれた不動産会社の方には大変感謝しております。



 時間がないと焦って、不動産会社にある資料を見るだけで決めてしまう人もいるようですが、信じられません。部屋と周囲の環境をよく見て、自分の生活している様子を想像できるぐらいでないと、長く気持ち良く住むことは難しいと思います。

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